嫉妬するくらいがちょうどいい!?競い合えるライバルの存在は不可欠。

こんにちはYです。

成長するために大切なのがライバルの存在です。競い合う相手がいればお互い相乗効果で成長できます。ライバルがいる環境を作ることが大きく成長する上ではとても重要なことと言えます。

同じ投手だけでなく、先輩や後輩でもいいですし、別のポジションの選手だって構いません。自分から見てこの人のこういうところは大変勉強になると感じる部分を持っている選手をライバルとして観察してみることでより自分の良いところ・悪いところに気づくことができるのではないでしょうか。

今回は、大切な存在であるライバルの必要性についてご紹介させて頂きます。

「ライバルなんていらない」とか「ライバルがいると自分の地位が脅かされる」といった昔の私のような発想を持っている方は、その考えを今すぐ改めていただき、ライバルがいる環境を大切さについて本記事を通して感じてみてはいかがでしょうか。

投手に挑戦してみたいと考えている方

投手のことをもっと深く知りたいと考えている方

ぜひ最後まで記事を読んでみてください。

目次

ライバルはいますか?

より高いレベルに成長したければ、ライバルがいる環境で練習することが絶対に必要です。
ライバルとは、

  • モチベーションを上げてくれる存在
  • 自分の課題を発見できる存在
  • 自分のお手本になる存在
  • 自分の成長するための壁になってくれる存在
  • メンタルを成長させてくれる存在

ライバルがいない”井の中の蛙”では、天狗になったり、モチベーションがあがらなかったり、練習をサボってしまったりと成長スピードが下がってしまう選手が多いのではないでしょうか。また、ライバルのプレーから自分に取り入れるべき点や自分の弱点を学ぶこともできます。

またライバルがいるからこそ挫折を味わうこともあるでしょう。ポジション争いなどはわかりやすい例です。レギュラーは1人ですのでライバルに負ければあなたは控え選手になってしまう訳です。そういった悔しさをバネにして自分をさらに磨くきっかけとすることができます。

私が社会人野球で投手をしていた数年前は、私ともう一人の投手が投手を回していましたが、私が都合でしばらくチームを離れた後、その投手は大きく調子を崩し、成績が振るわなくなったそうです。

そんな話を聞いてライバルがいなくなることで少し気が抜けてしまうこともあるのではないかと感じました。

ライバルがいると負けないように危機感を持って努力をするといったメリットや、自分がやらなきゃといった間違った自己犠牲を無くすことができます。その結果が自分の成長やチームの結果につながります。

ライバルの見つけ方

ライバルがいないと思っている人、それはあなたの勘違いです。

あなた自身でライバルでなくしてしまっている可能性があります。
以下のような選手はあなたの身の回りにいませんか?こういった選手はあなたのライバルとして捉えることで、よりあなたを成長させてくれる存在となります。

  • 身近で自分が目指す理想に近い選手
  • 身近で同じ理想を目指している選手
  • 身近であなたがなりたい選手
  • 身近であなたを追いかけてきている選手

ライバルに年齢は関係ありません。なぜなら、年齢と実力は関係が無いからです。野球選手が年功序列であれば年齢も必要でしょうが、年齢は関係無く、ただそのとき最も試合に有利に働く選手が試合に出場できることが多いことでしょう。

あなたの目指す理想に近い選手同じ理想を目指す選手と意見交換することで、あなたを理想へと近づけてくれます。

あなたがなりたいと思えるような選手からは技術面だけでなく精神面でもたくさんの学びがあることでしょう。
また、あなたをすぐ後ろから追いかけてくる選手の存在はあなたを成長へと駆り立てます。追いかけてきた人に追い抜かれないように考えて行動することになりますので、より自分を成長させてくれる要素になります。

そういった存在と出会えた場合には、まずはあなたからライバル視してみてください。そして可能であれば積極的にコミュニケーションをとってみてください。

高校時代の私は新チームから本格的に投手の練習を始めましたが、その時点ですでに投手として練習していた同級生がいました。はじめて投手になる上で、何もわからない私はとにかく、その同級生の様子を観察していました。その同級生はコントロールが良く、変化球も多彩でした。今の私の理想とする投手像です。しかし、当時の私は、彼を観察した結果、自分は違うスタイルでやりたいと思うようになり、球速で押すスタイルを目指すこととなりました。自分の少し前を言っている同級生を意識し考えることで自分のスタイルを見つけることができるというよい例ではないでしょうか。

ライバルがいる環境は感謝すべき環境です。人数が少ないチームではポジション争いやライバル争いといったことも物理的に起こりません。ということは大切な観察・学びの機会を損失していることになります。

とにかく観察

ライバルのことはとにかく観察してみてください。ライバルが持っていてあなたに足りないものがたくさん見つかるはずです。

ライバルを常に観察すると、その人の良いところ、悪いところを発見することができます。ただなんとなく観察するのではなく、

ライバルからなにか盗んでやろう。

という目で観察することが大切です。自分に取り入れることでより成長できそうな部分はどんどん取り入れてください。
意見交換ができる関係であれば、お互いにとってよい関係ですよね。

年齢があがればあがるほど自分が知りたいことを、適切に指導してくれることはなかなかありません。本を読んだり、誰かに聞いてみて自分の悩みがスッキリ解決することができることばかりではないはずです。そんな時は、人の行動を見て学ぶことが一番です。自分でいいなと思ったことを真似して行動していくだけで、成長していきます。うまくいかなければやめればいいだけなので失敗してもそれほど被害はありません。

「人の振り見て我が振り直せ」

とはよく言ったものですね。人の行動を観察し、自分に生かせることを見つけて自分を成長させること、自分の行動を見直し自分を改めることがとても大切であることがわかることわざです。是非この考え方を取り入れてみてください。

大切なのは負けない気持ち

さて、ライバルを持つことが大切と述べてきましたが、ライバルの存在が大切だと主張する一番の理由は、ライバルは競い合える存在だということです。

あいつには絶対に負けないという闘争心を持つことができ、なんでも取り入れてより良くなってやろう、より上手くなりたいと思う気持ちを持つことができますので、練習のモチベーションを高く保つことができます。一人勝ちの状態では自分を高めたいと考える意識よりも、今の自分のポジションをどうやって守るかという後ろ向きな姿勢になってしまいがちです。

私が高校生で投手をやっていた時には、同級生のライバルもいましたが、途中で投手をやめてしまいました。その投手は、コントロールと変化球が安定しており、大変勉強になる投手で、エース候補でした。その選手と一緒に投手をやっていた時には、その投手のコントロールが良くなる考え方やメンタル面など学ぶことが多く大変勉強になりました、何より負けたくないという気持ちが強く、自分の練習への取り組むモチベーションが高かったと感じていましたが、その選手が投手をやめてしまい、投球練習をしなくなると、競い合う相手がいなくなり少し気持ちが落ちてしまったことを良く覚えています。

自分をより高みへと成長させるためには、負けない気持ちが持つことが大切です。そしてその気持ちを育んでくれるのは素晴らしいライバルの存在だということがです。

まとめ

ライバルの存在はあなたにとってメリットが大きい存在です。

  • モチベーションを上げてくれる存在
  • 自分の課題を発見できる存在
  • 自分のお手本になる存在
  • 自分の成長するための壁になってくれる存在
  • メンタルを成長させてくれる存在

あなたのまわりに以下のような人がいればそれはあなたのライバルになり得る人です。

  • 身近で自分が目指す理想に近い選手
  • 身近で同じ理想を目指している選手
  • 身近であなたがなりたい選手
  • 身近であなたを追いかけてきている選手

あなたがライバルに勝ちたいと思った時は、まずライバルの行動をとにかく観察してみてください。ライバルの良いところ、弱いところをしっかり観察し、あなたに足りないところ、あなたがライバルよりも優れているところをしっかり理解することが大切です。そして、ライバルに負けない強い心を育むことが一番大切です。ライバルには絶対負けないという強い気持ちを持って練習に取り組んでみてください。

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