褒め言葉の受け止めかたには注意です。しっかり自分に落とし込む方法を考えてください

こんにちは、Yです。

監督やコーチに褒められることってすごく嬉しいですよね。

私も学生時代、試合後のミーティングなどでプレーを褒められた時はすごく嬉しかったことを覚えています。

30代になった今でも褒められた事実は記憶の中に残っています。(褒められた内容は残っていません笑)

褒められた時に天狗になるだけでなく、どの部分が成功で評価されたのかをしっかり学んで、自信の経験値としてしっかり落とし込んでおくことが大切です。

時間が経つと褒められた事実は覚えていますが、その詳細は忘れてしまいがちです。

そうなる前にしっかり自分に成功体験を植え付けてあげてください。

今回は褒められた時の受け止め方に関する記事を書きました。

・褒められた時どのように受け止めていいか悩んでいる人

・褒められる時どのように構えたらいいかわからない人

は記事を是非最後まで読んでみてください。

目次

褒め言葉はもらっても仕方がない

褒められた時こそ自分のプレーを見直して、同じプレーを再現できるようにインプットすることが大切です。

褒められた時はとても気分がいいですし、自分の努力が報われた気になります。

その時に、忘れることのないようにプレーを見直して自分の経験としてしっかり落とし込んでおくことで、次回同じプレーができる可能性が高くなります。

気分がいいままで終わってしまうと時が経つとすぐに詳細を忘れてしまうことになります。

褒められた事実は30代になった今でも良く覚えていますが、褒められた内容はあまり記憶にありません。

大切なのは次回同じシチュエーションで同じプレーができることです。

褒められた時こそ天狗にならず、自分のプレーをしっかり見直す機会にしてください。

褒め言葉だけを記憶に残しても仕方がないのです。

答え合わせの参考に

一喜一憂せずに、冷静に自分のプレーの答え合わせとして監督からの評価を受け止めてください。

もちろん褒められるということは、あなたのプレーは間違っていなかったと判断できます。

野球は個人の判断が勝敗を大きく左右するスポーツです。

自分が必要だと考えるプレーと監督が考えるプレーが一致しているかを確認する手段と考えて、「褒められた」ということはあなたのプレーは監督にとって正解だったと整理することができます。

2アウトランナー無しからのセーフティバントについて、どう思いますか?

意見が分かれるところだと思います。

  • 選手の能力によるところが大きい
  • 普通に考えて確率が低い
  • 投球をじっくり見て球数を投げさせることも大切

というネガティブ意見と、

  • 2アウトからのセーフティはあまり予想されないため裏をかくことができる
  • ンプルに作戦としておもしろい
  • その選手の選択肢を増やすことができる

というポジティブ意見をがあると思います。

大きくは監督の考え方と選手の能力によって変わることですが、やってみないと答えがでません。

まずやってみて、褒められたことで、自分の選択が間違っていなかったという確信を持つことができます。

褒め言葉は答え合わせの参考である、それ以上でも以下でもないものと受け取って冷静にプレーすることも大切です。

鵜呑みにはしないほうがよい

褒められたからといって、すべてを肯定されたものとして判断してはいけません。

満場一致のプレーでなくても結果論で評価している場合もあるため、冷静に受け取ることが大切です。

監督はチームのことを考えて行動します。

チームのために必要なプレーであれば褒めるということなのです

そのため、チームにとって必要なプレーであってもあなたの個性と少しずれる場合には褒め言葉を鵜呑みにしないほうがよいこともあるのではないでしょうか。

チームにとって「熱」は大切だと思います。

選手一人一人の熱のこもったプレーによりチームの士気が大きく上昇します。

例えばその一つがヘッドスライディングです。

ファーストベースへの駆け抜けヘッドスライディングはどちらが早いかという議論はありますが、ヘッドスライディングをすることでチームに「熱」を起こすことができます。

大事な局面で一つの出塁をとれるかどうかのワンプレーが熱のこもったヘッドスライディングだとしたら、それを見たチームメイトは多いに士気があがります。

この「熱」を起こしたこのプレーを評価し、たたえることでチームの雰囲気は上がります。

しかし、先ほど述べたとおり、

  • 駆け抜けたほうが早いという議論
  • 怪我の可能性

という観点からヘッドスライディングは「正義」ではありますが、駆け抜けも危険なプレーを避ける意味では「正義」だと思います。

どちらにも一長一短あるので、本当の褒められるべきプレーは1つではありません。

褒められたからと言って、次回からヘッドスライディングを多用するということは必ずしも正解ではないと言いたいのです。

このように褒められたから正解ではない場合もありますので、冷静に受け止めることが大切です。

メッセージの裏を読め

監督の褒め言葉の裏にあるメッセージを受け取ることも大切です。

決定打のチームメイトが褒められた時は、
 →それまでに必死で打線をつないだチームメイトのプレーも同様に評価されているはずです。

長いイニングを投げた投手が褒められた時は、
 →その投手を支えた野手全体が同様に評価されているはずなのです。

盗塁を褒められた場合には、
 出塁がそもそも評価されるべきプレーです

褒め言葉の中には、本人以外にも褒めるに値する選手がたくさんいる場合があると理解することが大切です。

私はピッチングを褒められた際、自分のピッチングに自信を持つことができますが、それだけでなく、そのピッチングを支えてくれた捕手や声かけしてくれた内野手、しっかりボールを追いかけてくれた外野手、試合を盛り上げてくれたベンチ・スタンドを含めて評価されていると理解すると同時に感謝しないといけません。

「自分のピッチングのおかげ」という発想は絶対に持ってはいけません。

監督の褒め言葉の中には、そのプレーに至った全ての積み上げまでを評価しているということを忘れてはいけません。

また、決して自分が褒められたからといって傲慢になってはいけません。

まとめ

褒められた時の受け止め方をまとめます。単に舞い上がるだけでなく、冷静に分析して次回へ活かすことが大切です。

自分のプレーを見直し分析する

褒められた時こそ自分のプレーを見直す気持ちが大切です。次回も同じプレーができるように再現性を高める努力をしてください。

答え合わせとして受け止める

冷静に自分のプレーがチームにとって必要なプレーかどうかを判断する材料として監督から褒められたことは評価に値するものと受け止める。

鵜呑みにしない

監督の意思決定も時と場合によって判断が変わる可能性は否定できません。褒められたことをすべてを鵜呑みにするのではなく、冷静に受け止めることも大切です。

まわりへの配慮もわすれずに

あなたのプレーが褒められた場合、あなたへつないだチームメイトまでが評価に値するということを忘れてはいけません。野球は決して一人ではできないのです。

 

褒められることはとても嬉しいことです。

自分で自分を褒めてあげて自信をもつことは必要です。

しかし、褒められることが多くなり天狗になっている選手こそ、褒められた時こそを鵜呑みにするのではなく、冷静に自分のプレーを見直す必要があるのではないでしょうか。

大切なことは、褒められたことを次の機会に同じプレーをできるかということです。

褒められた時こそ、再現性を上げるための努力に取り組んでみることが大切なのではないでしょうか。

あなたの投手への挑戦を応援しています。

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