“強い気持ち“とは、、周りに流されない投手になるための考え方を解説

こんにちは、Yです。

周りに流されない強い気持ちをもった投手になるために必要な考え方について、深掘りしてご説明します。

私はメンタルが投手にとって一番大切だと考えています。

150kmを越えるストレートやキレる変化球よりも、強い気持ちを持つことが最も大切です。

では、その強い気持ちを持つためにはどのようにすればよいのでしょうか。

  • これから投手に挑戦したい方
  • 投手をやっているけれど思うような結果が出ていないと感じている方

是非、記事を最後まで読んでみてください。

目次

強い気持ちとは

強い気持ちを持った選手とは周りに流されずに自分軸をもって取り組む選手のことをいいます。

試合展開によってさまざまなシュチュエーションがありますが、どんな時でもブレずにプレーできる気持ちが大切です。

そもそも練習と試合でも感じることが違う、試合の中でも最後の大会と新チームになって間もない試合では、試合の重みが違います。

また、試合展開でもランナーの有無・SBOカウント・試合序盤・中盤・終盤・気候などメンタルに負荷をかける要因は数多く存在し、それぞれに影響を受けてい

てはメンタルがぼろぼろになってしまいます。

周りに流されずにどんなときでも練習通りのプレーができる選手になることが大切です。

周りに流されない強さ

あなたは良い選手になりたいと思っていますか? あなたは良い選手について明確にイメージできていますか?

良い選手とは、普通のプレーを普通にできる選手だと考えます。 

普通のプレーは練習で身につけることができますが、試合で普通のプレーが普通にできる選手はなかなかいません。これには、技術以前にメンタルの部分が大きく影響しているのではないかと考えます。

また、特別なプレーができる選手でも、普通のプレーでミスをしていては周りが不安になりますのでこういった選手も良い選手とは言えません。

大切なのは、練習で身につけたプレーを試合で実践できる心の強さです。

ブルペン投球ではいい音をさせていても実践になると、極端に手投げになったり、置きに行くような投手はたくさんいます。

バッターでも素振りやフリーバッティングでは豪快に振り回す選手でも、打席にたつと手打ちでボールを迎えに行くようなバッティングをする打者も多くいます。

守備でも、普段のノックでは、難しいゴロを上手くさばける内野手でも、試合になると1歩目が遅れてしまい球際が弱かったり、普通のキャッチボールのスローイングができなかったりと当たり前のプレーが当たり前にできないところが気持ちの弱い選手にはあると感じています。

そのため、

練習は試合、試合は練習

という意識を持ってどれだけ実践を意識した練習ができるか、試合においてはどれだけ普段の練習通りのプレーが出せるかを意識することが大切です。

 特別なプレーはおまけです。言ってしまえばできれば儲けもので、できなくてもマイナス評価にはなりません。それよりも大切なのは周りに影響されずに、いつでもいつものプレーができる準備をすることなのです。

今日の勝ち負けに一喜一憂してはいけない

 試合の勝ち負けには意味があり、勝ちには勝ちパターンを学ぶ、負けには自分の反省点を学ぶという大切な意味があります。

 試合で勝った時に素直に喜ぶことは大切ですが、”勝って兜の緒をを締めよ”と言われるように勝った試合からは自分たちの勝ちパターンを分析し、勝ちパターンを確立するという学びがあります。

一方負けた時は悔しい気持ちをチームで共有し、勝つことの大切さを考え直すことも必要なことですが、まずは自分たちがなぜ負けたのかを考えて、その反省点から今後の練習などの学びにすることが大切です。

つまり、勝っても負けても試合からはたくさんの学びを得ることができるということです。

私が高校生の時も、勝った試合では結果に満足して学びを、忘れがちでノートにも反省の時ほど内容は書いていませんでしたが、今思い返して見ると、勝った試合のイメージを強く残して次の試合に行くと、より勝ちのイメージを持って試合に望めたのではないかと考えています。

ただ、試合に勝った負けたではなく、勝った要因、負けた要因を明確にし、再現性や再発防止にこだわって考えることがで試合の学びになります。

すべての行動は目的のため

大きな失敗も小さな失敗も成功も全て、掲げる目的のための1つ過程に過ぎないと考えてください。

あなたは定めた1つの目的のために頑張っているのです。すべてはその目的に到達するための過程に過ぎません。失敗しても、成功しても最終的に全てが目的への糧になります。

100%このマインドで実行することができれば、全ての経験がPDCAサイクルの一部になります。

PDCAサイクルとはPLAN(計画)→DO(実行)→CHECK(評価)→ACTION(対策・改善)の一連の行動の流れです。

このサイクルを繰り返せば繰り返すほど大きく成長することができます。

すべての行動がこのPDCAの中の一部であると考えると、失敗が貴重な経験となり、いちいち落ち込んだりしません。

しかしそうなるためには、具体的でしっかりした目的を定めることが重要になります。

甲子園出場を目的に見据える選手は、練習試合や新人戦の勝敗には一喜一憂せずに、試合から得られた反省や課題を大切にして、自分がどのように行動すれば甲子園に出場することができるかを考えるはずです。

大切なのは目的を定め、そのために何が出来るかを考えて過程を積み上げることだと認識してください。

まとめ

強い気持ちを持つためには、

  1.  練習は試合、試合は練習を想定して取り組む
  2.  勝ち試合・負け試合の両方からの学びを大切にする
  3.  具体的な目的をもって、何ができるかを考えて過程を積み上げる

以上のことを意識して日々の練習に取り組んでみてください。

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