こんにちは、Yです。
自分に自信がなくなる時はありませんか?
自分の中では精一杯やっているつもりでも、どうしても結果がついてこない時やまわりからの評価が思うようなものにならない時、自分を信じることができなくなりますよね。
まわりの選手が良い結果を残していたりすると余計に気持ちが焦ってしまって空回りすることもあるかもしれません。
しかし、現実はそれでも自分に自信をもってプレーをするしかないのです。
自分に自信が持てないとその影響はプレーにでてしまいます。
自分でうまく取り繕っていても完全には払拭することはできないのです。
「上手くいかない」、「自身が持てない」の負の連鎖に巻き込まれる前に、自信を持つために必要な考え方を知っておくことは今後のあなたの気持ちをコントロールするために大切な経験になることでしょう。
今回は自分に自信を持つために大切な考え方に関する記事を書きました。
・自分よりも人の意見が優先してしまいがちの選手
・大きな失敗で自信を失っている選手
は是非記事を最後まで読んでみてください。
まわりの意見でブレる程度の知識量ではダメ
自信をつけたい時は、とにかく深い知識を持つことが大切です。
圧倒的に論破できるくらいの知識をもつことで、自分に自信をもつことができます。
知識が多いとその話題に対して自然と饒舌になったり、頼まれてもいないのに、説明をはじめてしまうようなことありますよね。
自分の持っている知識を聞いてもらいたくなるその気持ちこそがあなたの自信の表れなのです。
投手時代、自分が打たれるイメージばかりが先行し、なかなか自信を持てなかったことがありました。
打者と投手の勝負は、その時の調子や運の要素もあるので、知識をたくさん学んだところで打たれなくなることはありませんでしたが、配球やバッター心理を勉強してみるといろいろ試してみたくなったりして、苦手意識が無くなりリ、「なんとかなるマインドに変わっていったように記憶しています。
スピード対策でバッターボックスの後ろに立つ打者には変化球主体で配球を組み立てる。
ファーストストライクを強振しにくる打者には、アウトコースの変化球主体で配球を組み立てる。
やたらベンチを気にする打者には、テンポを早く投げてみる。
など、課題克服に向けてとにかく学びと観察で何かできることがないかと考えることが大切です。
自信がなくなった時には何をしなければならないかの選択肢を持って徹底的に取り組むことです。
その一つの選択肢として、圧倒的に知識をつけるための学びの機会を増やすことをおすすめします。
強く、強く、強く自分を信じられるか
難しいことですが、あなたよりも知識がある人がいくらあなたを否定したとしても、あなたはあなた自信を信じてあげないといけません。
まわりの意見が自分と違った時、「自分の考え方が間違っている」、「相手の考え方に納得できる」と自分の意見を取り下げるのではなく、
「相手はなぜそのように考えたのだろう。それでも自分の考えの方が正しい」
と主張できるくらい自分の考え方に自信をもって欲しいのです。
このマインドを作るのは簡単なことではなく、当然その過程には自分を納得させる努力が必要になります。
その積み上げが根拠となって自分の意思は固いものになります。
自分がこうだと信じていればどれだけまわりから非難されようが気になりません。
投手になって間もないころは自分に自信がなく、まわりからの意見にすぐ一喜一憂していました。
しかし投手として経験と知識が積み上がってくると、まわりの意見はまったく気にならなくなりました。
当初は、ヒットを打たれた時に「気にせず、次がんばろう」と声をかけられても落ち込んでいましたが、経験が積み上がると、「ちゃんと投げろ」や「真面目にやれ」と真顔で非難されても、まったく気になりませんでした。
例え結果が出ていなくても、自分のスタイルが確立できたことにより、自分に自信が持てたことの結果だと思います。
知識や経験はあくまで手段でしかありません。
本当に素晴らしい選手には知識や経験に裏打ちされた圧倒的な自信が備わっているものだと考えています。
根拠があれば自信がでる
「どうしても自信がでない」と悩む人には、「○○だから○○」というように根拠を探して頭の中を整理してください。
結果と原因とも言えますが、
というマインドが大切なのです。
悪い結果はあなたが導いたものではなく、悪い結果になる根拠・原因がどこかにあったはずだと考えるのです。
落ち込みやすい人は、それらを「克服できない自分が悪い」と全てを自分で背負いこんでしまう人が多いのではないでしょうか。
自分を悪者にするのではなく、原因・根拠を探る努力をするのです。
そして原因・根拠を克服することで、自信をもってプレーすることができるようになります。
投手としてストライクがまったく入らず初回ノーアウト満塁の場面を量産していた時代、自分が悪いのはわかっていましたが、往生際が悪い私は、「私の中のどこかに原因があるのであって、私が悪いわけではない」という気持ちをもって取り組んでいました。
まわりの選手からすればあまり褒められたマインドではないのかもしれませんが、結果ネガティブ思考になることもあまりなく、大きく負けても翌日には気持ちを切り替えることができていました。
今でも私のマインドは「自分に課題はあるかもしれないが、自分自身が悪いことはない」というマインドを大切にしています。
失敗が続いたとしても、そのことを悩んでもいいことはありません。
悩む前にポジティブマインドで切り替えて取り組むことのほうがはるかに大切なのです。
好きこそものの上手なれ
「好きこそものの上手なれ」
という諺(ことわざ)をご存じでしょうか。
「好きであるということ」が上手くなる要因であるという意味ですが、まったくその通りだと思っています。
好きなことはいくらでも継続することができますよね。
うまくなるためには継続することが大切です。
好き = 継続が苦にならない = 上手くなる
好きなことは継続してまったく飽きることがありません。
むしろ、寝る間を惜しんで取り組むこともできます。
逆に好きでないことを継続することはまずできないでしょう。
あるチームの話です。
弱小チームで選手は初心者ばかりですが、監督がとにかく野球に熱心でお昼休みになるとグランドでノックをします。
監督以外のチームメイトははじめこそいやいや参加していたのですが、毎日ノックを受けていると当たり前にノックを受ける習慣が付き、ノックが苦ではなくなります。
そして打球を処理することができるようになり、野球が楽しくなるのです。
こうなると試合でも体が自然と反応し、いつものノックの打球処理のように当たり前に打球を裁くことができるようになるのです。
野球にファインプレーは不要です。
当たり前のプレーを当たり前にすることができれば強豪チームになれます。
上手くなりたいのであれば好きになること、継続する力こそが最も必要なことだと考えます。
まとめ
自信を持つためには、徹底的に知識をつけることが大切です。まわりからどんなに言われても論破できるくらいの圧倒的な知識があればその知識があなたの自信の源になります。
1.自信をつけたい時は、とにかく学んで知識をつけてみてください。学びが深まると楽しくなってきます。楽しくなるとより一層好きになります。
2.まわりがどんなにあなたの意見を否定しても、あなたは自分自身を否定してはいけません。自分はこうだと思ったら強く信じる気持ちを持つことが大切です。
3.自信をもつためには原因と結果を考えることが必要です。悪い結果が出た時、「自分に課題はあるかもしれないが、自分自身が悪いことはない」ということを常に自分に言い聞かせておくことが大切です。
4.「好きこそものの上手なれ」という諺(ことわざ)のとおり、好きなことはどれだけ時間を使っても飽きることなく、その結果上手になっていくものです。「上手くなるためにはまず好きになること」を意識してみましょう。
自信をつけたい時は、とにかく学んで知識を増やすを意識してみてはいかがでしょうか。
学びが深まると楽しくなってきます。楽しくなるとより一層好きになります。
好きになるとどんどん上手になっていきます。上手になっていくと自然と自身が沸いてきます。
好きこそものの上手なれ
この言葉を大切にしてください。
あなたの投手への挑戦を応援しています。
コメント